子育て

子どもと「性」に関する絵本よんでみた①

 

子どもに「性」について伝えるのは小さい時期からお家でしっかり伝えておいた方がいいって聞くけど、実際どうすればいいんだろう?
どうやって子どもに伝えたらいいのかなかなか難しいですよね。「性」についてお話をする時はまず「あなたは大切な存在なんだよ」ということを子どもに伝えて理解してもらうことが大切。

最近は性について描かれた絵本もあって私も最近子ども達と読んでみたので紹介しますね。

 

今回は実際に子ども達と読んでみた絵本の感想を記事で紹介したいと思います。

今回紹介する絵本

☆だいじ だいじ どーこだ

 

私(30代半ば)が実際に受けた初めての性に関する授業

わが家には7歳(小1)と4歳(年中)の娘がいます。

小さい頃はママのおっぱいも大好きだし、

おしりをふりふりしてダンスする姿も可愛い…

でも成長するにつれてお外ではしてはいけないとどうやって伝えたらいいのか…

悩んでいました。

私たちが子どもの頃は「性教育」について小学校5~6年生で授業がありましたが、

私が受けた初めての性教育の授業は

自然学校の説明会の後に女子だけ残されて「生理について」「ナプキンの使い方」の話を聞きました。

そしてここで聞いたお話は「教室へ戻ったら男子へはどんな話をしたか喋らないように」と先生から言われました。

こんな話は教室でしてはいけない話なんだ…恥ずかしいことなのかな…

と感じながら教室に戻りました。

教室に戻るまでは「男子に言わないようにしないと」「男子に聞かれたら何て答えようかな」と緊張していましたが、

教室に戻った後も男子は

女子だけ残ってどんな話をしていたのか?気にする素振りを全くしていなかったので不思議な感じがしたのを覚えています。

たぶん男子も先生から口止めされていたのでしょう。

それか遊ぶのに夢中で気にも留めていなかったか…笑

しかも、この時にはもうすでに私は生理が始まったすぐ後だったので、

今考えると伝える時期も遅いし、すでに生理が始まっている子は自分が恥ずかしい存在のように感じてしまう気がしました。

 

しかし大学生になって看護や助産について学んでいる中で

「性教育」はただ「生理」や「男女のからだ」などについてを学ぶのではなく、

「自分が大切な存在であること」を伝え理解してもらうことが大切

自分か大切な存在だと理解できている子は、他の人や友達も大切に出来るはず。

でもそれを小さい子にどうやって伝えるのが良いのか、私も実際親になって悩むことがありました。

でも絵本をつかってお話の中で子ども達に大切なことを伝えて、問いかけることは難しいことではなく、

普段子ども達と絵本を楽しむのと同じように「性」について子ども達に考えてもらえる機会になります。

 

私も最近「性」に関する絵本を自分の子ども達と読んでみたので、

小1と4歳の子ども達の反応や親としての感想を記事で紹介したいと思います。

だいじ だいじ どーこだ

「だいじ だいじ どーこだ」

さく:えんみ さきこ え:かわはら みずまる

この絵本は本屋で見つけた時からかなり気になっていました。

それもそのはず!

Amazonランキング2位!(絵本)

たくさんの方が注目して購入している絵本です。

作者の遠見才希子さんは産婦人科医

「もっと気軽に楽しくまじめに性を考える場が欲しかった」という気付きから中高生向けの性教育活動を始め全国900ヶ所以上の学校を巡り正しい知識やメッセージを伝えられている方です。

もうすでにこの絵本読まれている方も多いかもですが

実は近所の本屋さんだと透明カバーでしっかりと封をされていて

中身がみれず…

この前やっと図書館の予約の順番が回ってきて、子ども達と読みました。(4カ月待ち)

まず4歳児「黄色い絵本よむー!」

と他の本も沢山置いていた中から引っ張りだしてきました。

表紙の鮮やかな黄色に子どもの好奇心がそそられたようです。

7歳児は最初は興味なさそうに他のことをしていましたが、

読みはじめると、興味を示して横から覗いていました。

「だいじ だいじ どーこだ?」と聞くと?

2人とも「かお!」「あたま!」と答えてくれます。

プライベートゾーンについても分かりやすく書かれています。

パンツの絵のページではゲラゲラ笑いながら…

怖い目にあった時はどうしたら良いのかは一緒に声を出しながら…

楽しい場面と真面目なお話の場面のバランスが絶妙

子ども達も楽しんで集中して聞いてくれていました。

7歳児は「他の人にプライベートパーツをみせてと言われた時どうすればいいのか」という内容のところでは、結構真剣に話を聞いていました。

4歳児は「パンツの中は自分しか見ちゃだめだよねー」と言いながら私に見せてきてゲラゲラ笑っていますが…

まぁ少しずつ理解してくれると嬉しいな。

今回は図書館で借りて読んだのですが、これは小さい頃から繰り返し読むことで

子どもの成長に合わせて理解を深めることができる絵本だなと思い、私も購入することにしました。

性犯罪の被害に遭った子は、

自分が被害に遭っているのか分からず、大人になってから性被害に遭っていたことを認識するケース

自分が悪いことをしてしまった気持ちになり大人に相談できないことがあると聞いたことがあります。

この絵本ではどんなことがあった時に逃げたり、大人に話さないといけないのか

助けてくれる大人がいること

もし逃げられなくても、あなたは全く悪くないということなど

万が一性犯罪に巻き込まれそうになった時に子どもが自分でどう行動するのが良いのか

描かれています。

子どもが自分の身を守れるようにするためにも読んでもらいたい本だなと感じました。

 

お話のあとには、大人向けに子どもに性について話す時のポイントや、

万が一子どもが性犯罪に遭った時に大人はどのように対応すればよいのか

アドバイスが書かれています。

相談窓口の連絡先まで記載されていて至れり尽くせりな本だな…と感じました。

万が一の時この絵本が子ども達も、相談された大人も助けてくれるんだと思うと最強な絵本だなと感じました。

 

他にも性に関する絵本で子ども達と読んで良かった絵本があるので

また記事で紹介されてもらいたいなと思っています。

 

 

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